ビジネス用語類語辞典



このページは 2006年 11月 30日 10時36分22秒 に更新されました。

笑い飛ばすとは?

「2000年問題を笑い飛ばす」は、その渦中にある人(私も渦中にいた)に多少の不快感を与えたかもしれないが、内容としては結構いいところをついていたと思う。「日本とドイツが遅れている理由」なんか、自分でも感心している。(今や死語と化した感のある「国際感覚」だが、こういうことに気がつくことを言う。)
だが、今当方が書いているこの文章に関しては、嫌う人が多かろう。ひたすらあげつらうだけだからである。でも、あげつらうことに意味がある。これを不快に感じる人があるとすれば、不快にしか感じられないところに問題があると思うからである。
不思議である。団塊の世代が定年を迎える際に生ずる問題は、ゴーンさんの場合は2010年問題と言っていたはずなのだが、CSKの誰かが2007年問題といい、日経BPが追従したが故に、コンピュータ業界では2007年問題といわれることになってしまった。
どこがよくないか?他の業種の同様な問題と名前を変えてしまったために、他の業種とアイディアの交流が阻害されるのがよくない。それは、2010年問題は、労働力が減るという問題。2007年問題は団塊の世代の持つノウハウが消失するという問題、と違いはあるといえばあるのだが、極力変えない方が問題解決のためには優れていると思うのだ。
まあ業界最大の出版社、日経BPがそう言ってしまったのだ。しかたないから2007年問題という用語を使おう。おかげで他の業種に遠慮することなく笑い飛ばせる。(ホテルの部屋があまるという2007年問題と混同する危険は、無責任にも無視する。問題の種類が全然違うので混同することはなかろうし。)

[引用サイト] 2007年問題を笑い飛ばす


笑い飛ばすとは?

いつの間にか、読み手の方が笑い飛ばしたくなる記事になっていれば私としては嬉しく思います。
このように述べたとしたら、普通の人はどう思うだろうか?少なからぬ違和感を持つのではなかろうか。
そういう問題じゃないだろ、とたしなめてくれる親切な人には申し訳ないが、それに対して強硬に「ではあなたは2000年問題に賛成なのか?あった方がいいというのか」と切り返すことは可能である。
2000年問題に携わってきた人にはよくおわかりのように、2000年問題は賛成/反対という区別が出来るものではない。実際にそこにあったし、多くの人がそれを克服すべく具体的な行動をとってきた問題である。
具体的な行動をとってきた、というのが重要なのだ。2000年問題は反対の立場を表明しただけで何らかの問題が克服できるという種類のものではなかったからだ。
では翻って「賛成/反対」の枠でくくられている問題を見てみると、同種の違和感になやまされるのに気がつく。例えば「核兵器反対」。
声高にその主張をする人々に対して「そういう問題じゃないだろ」とたしなめると、確実に「ではあなたは核兵器に賛成なのか?」と怒鳴られそうである。
露骨にいうと、問題を克服するための具体的行動として反対する以外何もできないから、核兵器の問題を賛成/反対の枠に押し込めているように思える。確かに人々の意識を高めることは大事だろう。そのためには演説も必要だ。演説の表現として「核兵器反対」ということもあるだろう。

[引用サイト] 2000年問題を笑い飛ばす


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